看板こけしが

宮城県蔵王町遠刈田温泉の温泉街に、店舗や旅館共通の「こけし看板」がお目見えした。伝統こけしの工人たちが絵筆をとった本格派。温泉街をそぞろ歩きする観光客に「(何でも)きいてけらいん(聞いてください)」と呼び掛けている。

 看板は厚さ1センチの合板製で、高さ1.4メートル。胴体部分に「きいてけらいん とおがった」の共通フレーズ、下部には設置した店舗や旅館の屋号が書かれている。

 顔の絵付けを遠刈田系の工人10人が無償で協力してくれたため、店側の負担は一枚当たり5000円で済んだ。現在、18軒が設置、さらに数軒が設置を検討中だという。

 共通看板は、温泉街の商店や旅館でつくる蔵王通り振興協同組合の婦人部が、遠刈田温泉旅館組合のおかみたちの協力を得て企画した。

 街並みに統一性を持たせることで、より観光客が歩きやすい温泉街を目指した。当初は別のデザインも考えたが、あえて「地域の伝統にあらためて目を向けよう」とこけしを選んだ。

 そんな温泉街の女性たちの意気込みが工人にも伝わり、本格的なこけし看板が出来上がった。温泉街では早速、こけし看板と一緒に記念撮影する観光客も現れた。

 組合婦人部代表で喫茶レストラン経営の遠藤厚子さん(55)は「こけし看板を通して、温泉街で生活するわれわれの一体感も高まった」と話した。

河北新報

 こーゆー情緒あるとこいきたいなぁ

 
 

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